Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!

パチンコで設定付きとは?パチスロと同じで当たりが優遇されている?

最近は規制ばかりですが今パチンコ業界で大きな変化が起きている事をご存知ですか?最大ラウンド数10Rにともない最大出玉1500発という規制、それより一足先に導入されたのが設定付きパチンコの存在です。

 

パチスロが好きな方なら「設定」という言葉について詳しいかもしれませんが、パチンコを打っている人にとってはイマイチ理解できない言葉だったりします。

 

今まではパチンコに設定はありませんでした。かなり昔には一部の機種が存在しましたが皆無といってもいいレベルでしょう。またオカルトで設定が低いから当たらない…なども良く聞きました(笑)

 

それが覆されこれからは設定付きのパチンコ台がメインになってくると思われます。そんな時代に乗り遅れない為にも、今回は設定付きパチンコ台について紹介していきます。

 

設定付きパチンコとは?

設定付きパチンコ台とは、その名の通り設定があるパチンコ台の事です。スロットと同じようにパチンコにも設定を付けようという事ですね。基本的に1~6までの設定があります。

 

パチンコには1~6だけでなく1~3や中には設定A~Cなんてものも。とにかく様々な形で設定が付けられています。また基本的に設定は数字が高いほど良いとされています。

 

設定1よりも設定3の方がいいですし、設定4よりも設定6の方がいいという訳です。また設定が良い台のことを高設定と呼んだりします。

 

設定によって何が変わる?

設定によって変わる点は大きく2つ。ひとつ目は通常時の大当たり確率です。設定付きパチンコで「Pドラム海物語IN沖縄 桜バージョン」では設定1が大当たり確率1/159.8に対し、設定6は1/139.4。

 

これで出玉性能は同じなのですからかなりの差になります。さらに大きく変わる台といえばP弾球黙示録カイジHIGH&LOW!この台の設定は3段階しかないのです。

 

しかし設定Cが1/199.9・設定Bが1/149.6・設定Aがなんと1/99.9!同じ台を打っていながら一方はライトミドル・一方は甘デジと同じ差があります。

 

ふたつ目の大きな違いは確変中の大当たり確率の違いです。「確変中の当たり確率なんて違ってても次に当たるまで続くんだから一緒でしょ?」そんな風に思うかもしれませんが、最近のパチンコで主流になりつつあるのがST機です。

 

今までなら確変を引けば次の大当たりが約束されていましたが、ST機では規定回数までに当たりを引けなければ確変は終了してしまいます。それ故に確変中の大当たり確率はかなり重要に!

 

さらに確変大当たりを引くか転落抽選に当選してしまう、転落式のパチンコ台でも大いに確変中の確率は関係してきます。

 

例えば甘デジのフェアリーテイルの場合、設定1の確変中確率は1/79.9。そして設定6の場合は1/64.6になります。この台の転落率は設定に関係なく一律で1/92。

 

もちろん通常時の確率も設定1は1/99.9で設定6は1/80.9なので、通常時・確変中共に設定6はかなり有利になっています。つまり、設定付きパチンコの場合は、パチスロと同じで設定狙いなどをすることが可能なんです。

 

設定付きパチンコが導入された理由

設定付きパチンコが導入されるようになったきっかけで一番大きいのは、やはり釘調整の関係だとおもいます。今までは釘をいじりいわば違法改造して出玉を調整していました。

 

これからは釘に触らず設定で調整しなさいと言う事なのでしょう。例えば10台全て1000円あたり18回転回る場合、従来の固定の大当たり確率ですと差はありません。どの台も同じです。

 

しかし設定付きパチンコの場合は設定で大当たり確率が異なりますので、10台中3台に高設定を入っていた場合、出玉に差が出てきます。釘をいじらなくても良いということですね。

 

2つ目はパチンコがあくまでギャンブルではなく遊戯である事。なので有利不利なく誰でも公平に遊べる様にするように、今までは釘の良し悪しで差がついていましたが目に見えない設定付きパチンコが生まれたのかもしれません。

 

設定付きパチンコで設定判別をする方法

やはり設定付きパチンコは1と6では全然違います。例えばPA押忍!番長2では設定1のボーダーが約22回転に対して、設定6ですと約18回転となります。その差4回転なので大きいですね。

 

パチンコの設定判別をする方法は、現在基本的にはスロットと似たような流れになります。注目したい点としては初当り確率。初当り確率が良いほど高設定の期待が膨らみます。

 

ですのでデータなどを収集して台の良し悪しを判断するのもいいでしょう。なのでサイトセブンのような出玉情報サイトを活用して、パチンコに設定が入ってそうなお店を探すこともできたりします。

 

この場合は設定付きパチンコでも設定差が大きい機種を調べた方がいいでしょう。初当り確率をチェックして、高設定台を探すという流れですね。

 

データロボサイトセブン公式サイト

 

他にはパチスロと同じで「高設定示唆演出」などがパチンコでも見られます。例えば「P翠星のガルガンティア」ではラウンド終了後のキャラクターに注目。

 

設定6が濃厚となるキャラクターが勢揃いしたような演出があったり、女の子だけの演出だと設定4以上だったり、ヘソオーバー入賞時ボイスによる設定示唆があったり。

 

パチンコもこのようにパチスロと似たような感じになっており、設定を示唆する演出がたくさんあります。(もちろん判別要素が多いか少ないかは機種によって違いますが)

 

またパチンコの場合はパチスロとは違って、1日の回転数を稼ぐことが難しいのでこの演出による設定示唆は設定判別に欠かせない要素となってくるでしょう。

 

また「パチマガ」のサイトではこのような設定示唆演出についても詳しく書かれていますし、パチンコ専用の設定判別ツールも用意しているのが嬉しいポイントです。

 

>>パチマガスロマガのサイトへ

 

もし設定付きパチンコを打つ場合は、まず機種のスペックなどを知った上で設定判別をするようにするといいでしょう。

 

パチンコの設定によるメリットやデメリット

パチンコの設定が復活しましたが、メリットとしては高設定に座る事が出来れば勝てる確率が跳ね上がることですね。やはり大当たり確率が高設定ほど良くなりますので。

 

釘をいじらないのであれば気にせずどの台でも座る事が出来ますし、前日や前々日・当日のデータカウンター情報から設定を読む事が出来るのもメリットでしょう。

 

単純に出ている台=良台という事になる可能性が高いです。やはり初当たりを良く引けていて連チャンしている台は良い台。このシンプルで分かりやすい仕様はこれからパチンコを始める初心者には大きなメリットといえます。

 

単純にいっぱい出ている台が良い台という事になってきますからね。

 

そしてここからがデメリット。低設定にされると回りが良くても厳しい、設定が分からないとボーダーも分からない。現状、設定だけでなく明らかに釘もいじられている。

 

設定1と設定6の差が大きすぎる。設定6がエクストラ設定的な存在の台が多く設定6が使われにくい、などなど……やはり問題なのは設定付き+釘調整になっている事だと思います。

 

いくら高設定でも釘調整が酷ければ勝つことは出来ませんし、ある程度回っていても低設定だとやはり厳しくなります。

 

また、設定付きパチンコ台には高設定示唆の演出などがあるのですが、これもなかなか曖昧で高設定確定の演出が出たとしても4の可能性もあります。

 

先ほども書いた通り設定付きパチンコは設定6だけがずば抜けていて、設定1~4か5あたりまではそれほど大きな差は無かったりします。

 

そして一番問題なのは客付きの悪さ!まだ出始めと言う事もありますが、設定付きパチンコ自体が浸透していないので敬遠されがちで海シリーズの中でも設定付きの沖縄2は正直なところ客付きがイマイチです。(これはリメイクだというのもありますが)

 

また、パチンコはまだまだパチスロに対して設定の意識が弱いです。どうしても「釘」が判断材料となりがちになっています。

 

打つ前から「どうせ低設定なんでしょ」という疑念が強すぎて客が付きにくく、すぐに1円パチンコ落ちするケースが多くなっているのが現状です。

 

昔なら「設定456確定!」などの札も差せたのですが、今は規制も厳しくそういう事が出来ないのでホール側としても厳しいでしょう。

 

まとめ

今回はパチンコの設定付きの台について解説しました。設定付きのパチンコ台は基本的な意味はパチスロと同じです。高設定ほど確率が優遇されていますので高設定程期待ができます。

 

設定が無いパチンコ機は釘が命でした。どの台を打っても当たる確率は同じなので、釘をしっかり見て少しでも回る台を探すのが勝つ為の基本でしたが、設定付きパチンコはそれプラス設定による当選確率の違いもあるのです。

 

以前より複雑になっているといえます。釘を見て、高設定示唆などの演出を頭に入れて置き、良く回って高設定である事を確信できた場合にのみ粘る。

 

そういう打ち方がこれからの基本になってくると思います。ただ、なによりハッキリとしたボーダーが見えてこないのが1番の難題です。まだまだこれからといったところでしょうか。