パチンコを打っている時ヤメ時を考えた時、連チャン後に即ヤメする人もいれば「200回転までは様子をみる」など自分で考える連チャンゾーンまで回す人もいるでしょう。
一昔前のパチスロであれば128Gまでが連チャンゾーンの台が多く、最近の台は基本的に即ヤメが多くなってヤメ時が分かりやすいのですが、パチンコは確変やSTで管理されております。
その為にパチスロにあるゲーム数で解除されるような明確な連チャンゾーンが無いので、ヤメ時は非常に難しいと思います。続けて打つべきか、またはスパッと止めるべきか。
そこで今回はオカルトではなく、現実的なパチンコのヤメ時について紹介していきます。
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パチンコはヤメ時が非常に難しい
冒頭でも少し触れましたがパチンコのヤメ時を大きく2つに分けると「確変や連チャン後に即ヤメする」「確変後は100~200回転など様子を見る」の2パターンだと思います。
若い方は前者の確変・連チャン後即ヤメが多く、お年寄りの方は連チャン後に少し様子を見る事が多い印象です。私も以前海物語で連チャンして時短後に上皿の玉を抜いて即ヤメしようとしたところ一言。
隣に座っていたおばあさんに「その台やめるの?打っても良い?」と聞かれた事があったり、時短直後の空き台は埋まるのが早かったりもするので、海物語コーナーでは特に連チャン後は狙い目とされているようでした。
即ヤメか様子見か、果たしてどちらが正しいヤメ時なのでしょうか?今回はオカルト抜きにして考えていくのでありきたりな答えですが、パチンコ台がいつ当たっていつ連荘するかは誰にも分かりません。
即ヤメした後に1000円で当たりを引かれる事もあれば、そのまま1000回転以上ハマって「即ヤメしてよかった」と思う事も当然あり……様子見で100回転回して引き戻す事があれば、100回転で当たらない事も多々ある……
ようはその台の大当たり確率を引き当てる「自分の引き次第」です。つまりどのタイミングでヤメても、そのヤメ時が間違いだったという事はありません。
逆を言えば回転数だけで考えた時、どの回転数でヤメるのが正解というのも無いのですが……
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パチンコは根拠のあるヤメ方をする
パチンコを打っていると「大連チャンしたあとは単発が来そうだからヤメる」「大ハマりしている台は無抽選な気がするからヤメる」などなど……オカルト的なヤメ時はいくらでもありますね。
しかし現実的に考えた時この立ち回りは意味がありません。大連荘した次の当たりが10連荘以上する事もありますし、大ハマり台をやめてすぐに当てられる事もあります。
とはいえそのようなオカルトは常にパチンコにはつきもので、私も直前に20連チャンや30連チャンしている台は何となく避けてしまいます(笑)
しかしパチンコは引き云々も大事ですが、回る台を長時間打つ事が一番確実に勝ちにつながる確実な方法なので、大連荘後でも大ハマり中でもボーダーを超えて良く回るのであれば打ち続ける事をおすすめします。
パチンコの期待値について知ろう
パチンコに関する記事を見た時、おそらくどの情報サイトでも記載されているのがパチンコの期待値。「ボーダーライン」というものです。どの回転数でヤメるかを考えるよりも、このボーダーラインを最重視して立ち回るようにしましょう。
ボーダーラインの計算は色々とめんどくさくて邪魔くさいですが、ほとんどの機種(ほぼ100%)はネットで調べればすぐにボーダーラインが出てくるので、打つ前にどれくらいがその機種の期待値なのか調べる事が大事です。
ボーダーラインは機種によってかなり変わってくるので、なんとなく「1000円で20回くらい回れば良いかな」と思って打っていると、実は期待値を下回っていて最初から厳しい戦いをする事になる事も……
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パチンコでボーダーラインとは?知らないと大損するってマジ?
そうならない為にもパチンコの期待値は事前にチェックして立ち回りましょう。
理想的なパチンコのやめどきは?
基本的に明確なヤメ時が無いパチンコですが、いくつかの場合にはヤメ時が存在します。それは期待値がマイナスの台を打った場合です。例えば……
釘調整が悪い
まずはボーダーラインを下回るような台だった場合。この時はオカルトを重視する人もヤメておきましょう。ボーダーラインを下回るような台ばかり打っていてはまず勝てません。
例えば200回転までが連チャンしやすいと思っていても、釘が悪い場合その200回転まで回すのに余分なお金がかかってしまいます。実際あくまでオカルトなので当たりやすいという事は無いのですが…。
そのゾーンを狙うにしても台を移動して回る台で200回転まで回した方が良いです。
閉店時間が近い場合
閉店時間が近い場合は確変で閉店してしまう可能性もあるので期待値も低くなってしまいます。期待値というのは確変なども取り切った上での期待値です。
なので確率変動のまま閉店となれば損をしてしまいますよね。とくに最近のP機だと確変中も母数が大きい台が多いので、確変中であってもダラダラと時間がかかってしまう事も多々あります。
確変持越しが出来る店で翌日の予定が無い場合はギリギリまで打つのも良いですが、そのようなサービスや余裕が無い場合は閉店時間にも気を付けて打ちましょう。
閉店何時間前に止めるのがベスト?
閉店のどれくらい前にヤメるのがベストかと言うと、これも明確な答えが無く難しい問題なのですが、ザックリと紹介していくと甘デジ・ライトミドル・ミドルスペックによって変わってくるというよりも、その機種のスペックによってヤメ時を考えていきましょう。
例えばオーソドックスな確変率65%時短50~100回転の場合、継続率はそれほど高くないので1時間前くらいまでは打っていても良いと思います。
65%の確変継続率は平均2.86回でそこに時短分の引き戻し確率を考慮しても10連チャン20連チャンの可能性は高くありません。
次は時短が無いタイプです。代表的な機種だとシンフォギアなどがこのタイプになります。連荘性能は高いものの時短が無いのでスパッとやめる事ができるので、だいたいは1時間前くらいまで打っても大丈夫です。
ただしこのタイプは高継続の機種が多いので稀に大連荘する事もあり「絶対に取りこぼしたくない」という場合は、2時間くらい前にヤメておく事をおすすめします。
最後にロングST機を打つ場合。連チャン率が高くなっていたり、STを消化すること自体に時間がかかってしまうので、約2時間くらいは余裕をもって立ち回りたいところです。
とくに北斗無双など突入率50%でロングSTに突入する1/319スペックだと、閉店時間で取りこぼした時にショックが大きいので早めのヤメ時を心がけましょう。
基本、期待値が高い台はヤメ時は無し
いろんなオカルトが人それぞれ存在すると思いますが、今まで何度も紹介した通りパチンコはボーダーライン、期待値が命。勝ちに徹するのであれば、例えその機種に飽きてきてしまっても1日打ち切る事が大事です。
パチスロを打っていて6確定の演出が出た時に粘るとのと同じ感覚です。「もう飽きて止めたいけど打っていれば勝てる可能性が高い」そう考えて虚無になりながらでも打つのも勝ちたい時には必要になります。
ただ、メンタル面が強くないとキツイです。パチンコを1日通して打った事がある方なら分かると思いますが、同じ機種を丸1日打つというのはかなりキツイ事です。
色んな機種を乱れ打ちしている分にはそれほど気にならないのですが、余程好きな機種でもない限り丸1日打っていると確実に飽きてきます。なんなら好きな機種でも飽きてくることもあるでしょう(笑)
そうなると最後に残るのは「お金を増やすために頑張って打つしかない」です。それでも期待値がプラス=100%勝てると言うわけではありません。
パチスロの高設定を打っている時と同じく、パチンコも引きが悪ければいくら1000円で25回以上回ろうが負ける時は負けます。仕事であれば働けば働いただけお金が貰えますが、パチンコはいくら頑張ってもお金が減ってしまう事もある。
プラス域でボーダーライン以上の台を打っているならまだマシですが、マイナス域(特に現金投資中)でボーダーラインを超えている台を打っていると、メンタル面はかなりやられてしまいます。
そういった意味でも期待値のある台を1日打つというのは、かなり強いメンタルが必要と言えるでしょう。
キツイ場合は途中で止めるのもアリ!
期待値を追って1日打つのが勝ちへの近道のように紹介してきましたが、パチンコはあくまで遊戯!パチプロで生活をする、など余程の理由が無い限り精神をすり減らしてまで打つような物ではありません。
また一日中打つのは無理、と思ったら止めてもいいと思います。その代わりボーダー以上回る台、期待値の高い台で毎回勝負することを念頭に置いておきましょう。
ボーダーラインを超えていても疲れたらヤメて問題ありません。確変中にヤメてしまうのは流石に勿体ないですが、疲れたり飽きたりした場合は自分のペースを大切にして、打ちたくない時は無理して打たず、日を改めて打ちたい時に楽しむのが一番です。
まとめ
ここまでパチンコのヤメ時について紹介してきましたが、基本的にパチンコは閉店前や釘が悪い場合を除くと明確なヤメ時は無いです。期待値がある台はずっと打つという打ち方が基本となるのです。
ですがパチプロならともかく、遊び間隔で打つ方はずっと打ち続けるというのがキツイでしょう。なので無理をせず、ボーダー以上回る台を打つことに徹するといいでしょう。
パチンコは自分が打ちたい機種を打ちたい時に打つのも楽しいですよね。「パチンコを楽しむ」を第一にこれからもパチンコライフを楽しみましょう!