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パチンコの遊タイムとは?機能面や恩恵について解説!

パチンコが「CR機」から「P機」に変わっていき、2018年大きな変化として登場したのが設定付きパチンコ。設定付きパチンコが登場した当初は、果たしてどうなのか?と思った方も多かったでしょう。

 

「ヴァルヴレイヴ」や「ミルキーバー」を皮切りに、特に甘デジやライトミドルで設定付き機がどんどん増えていき、設定付きならではの楽しさなども感じさせてくれました。

 

このように新たな機能を搭載して、魅力的なパチンコ台を作ってきている業界ですが、次に登場したのが遊タイムです。最近は「パチンコもパチスロみたいになってきたんだなぁ」

 

なんて考えながら、私も時代の流れをひしひしと感じていたのですが、ついに2020年、パチンコに遊タイムという画期的な機能が登場しました。遊タイムという言葉を最近ホールで見かけませんか?

 

ある意味遊タイムは素晴らしい機能となっていますので、今回は果たして遊タイムとはどのような機能なのか、さらに遊タイムが搭載されているおすすめ機種も紹介していきます!

 

パチンコの遊タイムとは?

パチンコの遊タイムとは一言でいえば「スロットの天井みたいなもの」です。パチスロは昔から天井機能がありますが、パチンコにもついにこのような機能を搭載した機種が登場しました。

 

但し、パチスロの天井とは少し機能的に異なったものとなっていますので、注意も必要です。では遊タイムはどのようにして発動するのか?それは、ある一定の回数ハマると自動的に時短が発動します。

 

機種によって違いますが簡単に説明しますと、通常時1000回転ハマったら1000回転目からは特定回数の時短に突入、というこのような救済機能となっています。

 

「技術上の規格解釈基準」というものが令和元年12月20日に警察庁から通知され、パチンコやパチスロに関する堅苦しい説明が54ページに渡り書かれています。

 

この中から遊タイムについて切り抜いても、分かり辛いうえ長くなってしまうので割愛すると

 

  • 低確率状態の大当たり確率の2.5~3.0倍ハマったら天井として時短を発動
  • 時短の回数は最大で低確率状態の3.8倍まで

 

この2つだけ覚えておけばOKです。現在ホールに設置されているスペックはザックリ大きく分けると、1/99.9の甘デジ、1/199.9のライトミドル、1/319.9のミドル。この3つのスペックです。

 

つまり遊タイム搭載のスペックとして

 

1/99.9の甘デジは低確率を250~300回転程消化で規定回転数に到達し、時短は最大379回転。

1/199.9のライトミドルは低確率を500回転~600回転程消化で規定回転数に到達し、時短は最大759回転。

1/319.9のミドルスペックは低確率を800回転~960回転程消化で規定回転数に到達し、時短は最大1215回転。

 

このような台になります。また注意したいのは3点ありますので、以下に書いてみます。

 

 

時短回数はあくまで最大

規定回転数はスペックごとでだいたい同じ程度なのですが、今回紹介した規定回転数到達時の時短回数はあくまで「最大」であり、それ以下の場合もある事です。

 

上限近い時短を付けてくれている機種が多いですが、中には変則的な機種もあるので規定回転数(天井)を目指して打つ場合は、時短回数もしっかりチェックしておきましょう。

 

発動は大当たり間1回だけ

最悪な展開によっては遊タイムをスルーする可能性もあるでしょう。しかしスルーした時点で、また0から天井を目指そうという人もいないと思いますが、遊タイムは大当たり間1回きりとなっています。

 

仮にスルーした後で規定回数ハマっても遊タイムは発動しません。つまり遊タイム発動の回転数が1000回転の場合、1000回転目から遊タイムがスタートしますが、この遊タイムの時に大当たりがなかった場合。

 

その後は今までのパチンコと同様に青天井になってしまいます。なので追いかけて遊タイムの規定回転数に到達しても、遊タイム発動はありません。

 

高確率状態は含まない

最後の注意点は「遊タイムの発動条件は低確率の消化回転数」という点です。高確率状態、つまり確率変動中などの回転数などは含みません。

 

例えば「通常ゲームを500回転で遊タイム突入」と書かれていても、直前の大当たりがST100回転だった場合、遊タイム発動はST100回転+通常500回転なので、データ表示は600回転目に発動する事になります。

 

遊タイムの恩恵について

遊タイムに突入した場合、かなり高い確率で当りを引くことができます。しかし遊タイムはあくまで「規定回数付きの時短」であり「無限に続く確変」ではありません。

 

ですので恩恵としては大当たりが来るのではなく、基本的に時短が付くと思っておいていいでしょう。一種二種混合機は別として、遊タイム=大当たり確定ではないので注意しましょう。基本的に遊タイム中の抽選は低確率状態の確率で抽選しています。

 

ココがパチスロの天井との違いです。パチスロなら、必ず大当たりするような機能がありますので。最初に紹介した通り、遊タイム突入で貰える最大の時短は低確率の3.8倍です。

 

長くパチンコを打っている人なら4倍ハマりくらい何度も経験あると思います。そもそも遊タイムを発動させてる時点で既に3倍近いハマりなので……もし遊タイム中に大当たりが来なかったら、止めてもいいかもしれません。

 

その他、遊タイムの恩恵として時短以外でしたらST突入確定などの恩恵があります。例えばP真・牙狼では、遊タイム中に大当たりするとST突入となっており、そういう意味では時短機能だけではないので、積極的に狙う価値はあるでしょう。

 

また最近は一種二種混合機でも遊タイム搭載の機種が出てきており、このような機種は遊タイム中は高確率状態と同じになる機種もあるので、打つ前にスペック等は確認しておくといいでしょう。

 

遊タイムはハイエナも可能

遊タイムという天井がある以上、パチスロと同じように期待値が存在します。ということはハイエナもすることが可能ということで、期待値なども解析サイトなどで公開されています。

 

1機種づつ紹介していくとキリが無いので割愛しますが、例えば「P大海物語4スペシャル」の場合ですと、通常時950回転消化で遊タイムに突入します。

 

等価交換で千円あたり20回転かつ出玉の削りなしの場合、天井まで残り300回転(現在650回転)の台の期待値は約4000円となっています。このようにパチンコの場合は、換金率と1000円辺りの回転数がポイントになってきます。

 

1000円でどれくらい回るか次第でかなり期待値も変わってくるので、他に比べて天井が近いからといって回らない台を打たないように気を付けましょう。

 

天井まで50回転程度ならそれほど差は出ませんが、天井までの回転数が長くなればなるほど期待値は大きく変わっていきます。また、ハイエナ出来るということは、勘が鋭い方なら「宵越し狙い」できるのでは?と思うでしょう。

 

ラムクリアに注意

パチンコにもスロットと同じようにラムクリアが存在します。普段スロットを打たない人は聞き慣れない言葉かもしれませんが、通称ラムクリと呼ばれる、これをされると天井までの回転数がリセットされてしまいます。

 

「前日の最終回転数が天井に近かったから明日朝一で打とう!」と思って張り切って早起きしても、ラムクリをされていると0回転から天井を目指す事になり、宵越し狙いができなくなります。

 

中には据え置きの場合に天井が近い事を示唆する演出がある台もあるので、店の遊タイム機種の扱い方をチェックしつつ、そういった演出も確認しておきましょう。

 

釘が渋い台に注意

これは想像つくかもしれませんが、やはり遊タイムのような機能を搭載した機種は、天井まで投資がかさむような釘が渋い台が多い印象もあります。遊タイムが搭載されていない機種の方がある意味打ちやすい場合もあるでしょう。

 

また釘が渋いだけではなく、出玉を削ったりしている場合もあり、打つ場合はそれなりの注意をしておかないと、大幅マイナスになる可能性も高いですので慎重に攻めましょう。

 

遊タイム搭載の機種紹介

ぱちんこ 新・必殺仕置人TURBO

  • 大当たり確率1/99.9
  • 低確率280回転ハマりで遊タイム379回転

 

この機種はへそ当たりの確変突入率が1%の時短突破型なのですが、遊タイムは右打ちになるので、遊タイム中の大当たりは時短突破する必要が無くそのままST突入になります。

 

甘デジという事で天井が低く、遊タイムも最大回数保証されているのが特徴。STは継続率約80%で、大当たりの50%が約1000個獲得できる10Rなので出玉感も甘デジの中では非常に優秀。

 

天井狙いをするならおススメの機種ですが、美味しいような回転数で落ちていることは少ないです。

 

ぱちんこ劇場版魔法少女まどか☆マギカ キュゥべえver.

  • 大当たり確率1/99.9
  • 低確率300回転ハマりで遊タイム295回転

 

本機種はST機でRUSHに入れば1/23.4のSTが29回付くのですが、大当たり時の30%しかラッシュに入らず、残りの70%は8回転のみのSTに。ですが遊タイム中は右打ちになります。

 

一種二種混合機のため、抽選は大当たり確率や振り分けがST中と同じです。遊タイム中に引き戻す確率は99.9%となっており、大当たりが濃厚となっています。

 

右打ち中の大当たりのうち50.3%が10Rで約1000発獲得。さらに10R50.3%のうちの10.1%を引くとアルティメットRUSHに突入し、10Rを引き続ける限り時短が295回転付くので、実質次回大当たりがループします。

 

PF真花月2夜桜バージョン

  • 大当たり確率1/199.9
  • 低確率500回転ハマりで遊タイム759回転

 

本機種はヘソ大当たりの100%がST突入となっているため、遊タイムの恩恵という点では他の機種に劣るのですが、天井に近い台を拾いやすいという点では非常に優れています。

 

というのも遊タイム付きの機種は「遊タイムまで残り〇〇回転」と表示される機種が多く、期待値の高い台を拾う事は非常に難しくなっています。しかし本機種にはそのような表示が無いのが特徴。

 

天井が近くなるとカウントダウンが始まる程度。天井まで150回転くらいの台であればちょいちょい見かけます。私も少し前に天井まで40回転の台を拾いました(笑)

 

ラウンド振り分けは3R:6R:10Rで25:50:25となっており、最大約1200発獲得できます。1点問題があるとすると演出が非常にシンプルなので、普段賑やかな台を打っている人には物足りないかもしれないという点……

 

勝ちに徹するなら良いのですが、演出は年配の方向けかもしれません。導入店舗数は全国約2100店舗と、まずまず多いので珍しいような台ではありません。

 

まとめ

ここまで遊タイムについて紹介してきましたが、時短突破型の機種でいきなり右打ちスタートできるのは大きなアドバンテージです。とは言え0回転から遊タイムを目指すのは期待値的にもマイナスなのでやめましょう(笑)

 

ハイエナなども可能ですが、打つ場合はしっかりと期待値などを確認して打つことをお勧めします。また遊タイム最大の難点は途中でヤメるのが難しい点があります。

 

例えば中途半端に打つと勿体ないですよね。皆さん同じ気持ちと思いますが、そのことが原因で稼働自体が落ちてしまっている事が残念な点かもしれません。

 

打ち始めるとどうしても天井を意識してヤメ辛くなってしまうので、もし狙うとすればある程度ハマっている台で天井狙いするのがおススメです。