確変継続率や一回の大当たりの出玉が制限されるような、ギャンブル性に関する規制が目立ち始め、打ち手側だけでなくメーカー側も頭を悩ませ色々なスペックを出しています。
なんとか一撃の出玉や連チャン性を上げたい……初回50％の確変突入やショートSTでの突破型などなど変則的なスペックがありますが、そんな中でも甘デジで増えているのが時短突破型の機種です。
時短突破型という言葉を聞いたことがある方もいるでしょう。しかしどんな台なのか分からないと思っている人も多いでしょう。そこで今回はこの時短突破型の機種について紹介していきます。
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甘デジやパチンコで時短突破型とはどんな機種？
時短突破型の機種は基本的にヘソ大当たり時、確変突入率が0～3％程度とおまけ程度しかなく、初回大当たり時のほとんどが時短に突入する機種を指します。
じゃあそんなに確変の突入率は低いのであれば、どうやって勝つの？と思うでしょう。このような機種の時短回数はだいたい20～50回程度となっており、その時短で引き戻す事ができれば継続率の高いSTに突入。
その高継続のSTで一気に出玉を獲得する、という性能を持った台が主に時短突破型と呼ばれている機種になります。ですので時短中に大当たりが来ない場合、STなどには突入しないのです。
他スペックでもよくありますが、ヘソでの大当たりは出玉が少ない事が多くなっており、その分ST中は振り分けもかなり変わり出玉が多くなっています。なので甘デジでも一撃性能を秘めた台が多くなっています。
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スペックについてですがボーダーが20を切る比較的甘い機種があるものの、設定付きパチンコの機種については「高設定は甘いけど低設定はかなりきつい」スペックになっています。
設定付きパチンコは通常時の大当たり確率が変わってくるので、その確率によって時短引き戻し率も大きく変わる事に。時短突破型にとって通常時の大当たり確率は生命線ともいえるので、設定付きパチンコを打つときは特に注意が必要です。
甘デジで時短突破型の機種を紹介
最後にスペックが優秀な台から個人的に好きな台まで、実際に4機種の時短突破型甘デジを紹介していきます。
ぱちんこ ウルトラセブン2 Light Version
設定1
約1/99.9 → 約1/82.4
設定2
約1/98 → 約1/80.8
設定3
約1/96 → 約1/79.1
設定4
約1/93.9 → 約1/77.5
設定5
約1/91.9 → 約1/75.9
設定6
約1/89.9 → 約1/74.2
比較的まだ新しい機種でスペックは超優秀と言われていたウルトラセブン2。ヘソ初当りからの直撃は2％となっており、98％は通常大当たりの時短突破タイプの機種です。
設定1でもボーダーは20を切っており、設定6の場合は約13.2ほどともいわれています。初回大当たり時の時短回数は40回。そこを突破すれば1/74.2～1/82.4のSTが150回転付いてきます。
その継続率は約85％以上！さらにST中大当たりの40％が約1000個払い出しの10Rなので、甘デジらしからぬ一撃性も持ち合わせています。
この機種の凄いところは設定6だけがエクストラ設定になっているのではなく、満遍なく大当たり確率がばらけているところです。例えばPバイオハザードリベレーションズの甘デジの場合、ボーダーは約11.1～21.3となっています。
これだけ見ると高設定ならかなり甘い機種なイメージを持ちますが、実際は設定6が11.1なのに対し設定5は17となっており、設定6だけがずば抜けて優秀なだけでそれ以外は……といった感じです。
しかしこのウルトラセブン2は、設定6が13.2、設定5は14.1、設定4は15.1と、6だけが優秀なわけでなく6以外の設定も優秀になっています。
ぱちんこCR真・北斗無双 夢幻闘乱
少し古い機種ですがいまだに人気が高いのがこの機種。大当たり確率は約1/95.8と若干当たりやすい甘デジと言った感じで、ヘソからの直撃確率は0.5％なので初当り後の大半にあたる99.5％は30回転の時短に突入します。
この30回転の時短で引き戻せれば、約1/10のSTが10回＋時短90回に突入します。時短突破型はロングSTタイプが多いのですが、本機種は最初にショートSTが付いてくるタイプ。
一回の大当たりはそこまで出玉が多いわけではありませんが、短いスパンで大当たりが続く事も多々あるので出玉感はかなりのものです。ちなみにST中に引き戻せる確率は約65％。
時短90回で引き戻せる確率も約65％となっており、初回の時短突破率は約27％となっています。
PAストライクウィッチーズXBD
この機種はそれほど甘い機種という訳では無いのですが、個人的に好きなのでご紹介！スペックは
設定1
約1/99.9 → 約1/55.1
設定2
約1/97.8 → 約1/53.9
設定3
約1/95.8 → 約1/52.8
設定4
約1/93.8 → 約1/51.8
設定5
約1/90.8 → 約1/50.1
設定6
約1/87.7 → 約1/48.4
他の機種では僅かながらヘソからの直撃があるのですが、本機種はヘソ大当たりの100％が時短となっています。
ウルトラセブン2と同じく初当り時の時短回数は40回なので、設定による影響がかなり大きいです。初回時短突破の確率は33.1％～36.8％、突破すればST80回転なので76.9％～81.2％の継続率となります。
メーカーは海物語で有名な三洋なのですが、昔から海物語以外の機種は演出期待度などが崩壊しているとよく言われています（笑）
ST中の金保留でも平気で外したりするのですが、その反面「そんなので当たるの？」という事も結構あるので、意外性という点でも個人的におススメの機種です。
ST中大当たりの14％が約1000発の10Rなので、ツボにはまれば10000発ほどの出玉にも期待できます。ただし低設定のスペックはかなりきついので、高設定が期待できるホールか演出目的で打つ程度が良いと思います。
CR009 RE:サイボーグ
時短突破型甘デジの最古参と言っても過言ではないのが本機種。現在でもホールで稼働しまくっているほど根強い人気を誇っています。
時短突破型の中でおススメと言うだけでなく、全甘デジの中でもおススメの機種として紹介したりもしましたが、やはり時短突破型の紹介でこの機種は外せないという事で……
ヘソからの直撃は0.5％で99.5％が時短となっているのですが、この機種の最大の魅力は初回に付く時短の回数です。今までは30～40回で引き戻すタイプを紹介してきましたが、本機種は最初から時短が70回ついてきます！
初回大当たりからST突入の期待度は50％を超えており、ST70回転での継続率は77.2％なので突破しやすく連荘にも期待できる、非常に遊びやすいスペックになっています。
ST中大当たりの振り分けの50％が約300個払い出しですが、とにかく当たりがスピーディーなので爽快感はピカイチ！唯一の欠点は古い台なのでボタンが壊れている事があるくらいでしょうか（笑）
まとめ
ここまで甘デジの時短突破型の機種について機種情報などを紹介してきましたがいかがだったでしょうか？初回確変率がほとんど0だと聞くと、ちょっととっつきにくい感じもするかもしれません。
ただ一度突破すれば普通の確変機では味わえないような連チャンも待っているので、今まで敬遠していたという方は是非一度打ってみてはいかがでしょうか。
甘デジでも万発クラスは狙えるような機種ばかりですので、ミドルタイプばっかり打っている人にまでお勧めできます。
