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パチスロでクレオフという言葉はどのような意味なのか?

みなさんは「クレオフ」という言葉をご存知でしょうか?もしかしたら30代以上の方しか聞きなれない言葉かもしれませんが…今ではなかなか使われませんね。

 

以前はこの「クレオフ」という現象がさまざまなホールで意図的にここなわれる事がありました。今回はそんな「クレオフ」について紹介してい行きます!

 

クレオフ(クレ落ち)とはどんな状態?

クレオフという言葉ですがクレ落ちとも言います。この言葉の意味はそのままで「クレジットオフ」という意味です。ではどのような現象が起きるのか?

 

一般的にはその日最初のボーナスを消化した時に、遊技台の中に入っている50枚のコイン(クレジット)が全て下皿に払い出されて遊戯が停止してしまう状態の事を言います。

 

ちなみにこの現象はホールにもよりますが、BIGボーナス限定でクレオフする場合が多かったようです。こうなるとコインを入れようとしてもそのまま下皿に落ちてしまい、店員を呼んでなおしてもらわなければなりません。

 

また、通常ならば朝一のBIGボーナス後だけの現象なのですが、店によって調整ミスなのか何度もクレオフしてしまう店もありました。

 

ちなみに仕組みは凄く単純です。メーカーによって差はありますが、たいがい電源の辺りに自動精算や打ち止めというボタンがあるので、そのスイッチを変更するだけ。

 

<参考動画>

ではなぜこのような機能を搭載しているのか?恐らくほとんどのパチスロ機でこのような機能を搭載されています。

 

一回交換の為の機能

現在はパチンコは出玉無制限が一般的となっています。これは何連チャンしようが何万発出そうが無制限で遊べるという訳ですが、今から15年くらい前までは定量数の決まっている店も結構ありました。

 

例えば「定量数4200玉」というホールの場合、4200玉出ると一度交換しなければなりませんでした。ひと昔前の交換率は42玉交換が多かったため「1万円分出したら一度交換してくださいね」という意味です。

 

なぜこんなめんどくさい事をするかというと、当時の交換率が42玉交換と悪かったことに関係しており、お客を持ち玉遊技が出来ないようにして現金投資させ不利にするためです。(もちろんその分優良店では釘を開けて還元していました)

 

基本この定量数での交換はパチンコで使われていたのですが、さらに昔はスロットでも同じような事をしている店もありました。今とは違って設定6などの機械割が異常に高かった台が多かったのも理由でしょう。

 

例えばジャグラーなら今で言うと312枚(アイムは324枚)出すたびに「一度交換してください」という意味も込めてクレオフする訳ですね。

 

現在等価交換が禁止されている地域も多くなっており、基本5.6枚交換がが多くなっていると思います。それで毎回BIGボーナスごとに交換され、また現金投資スタートというのはげんなりしてしまいますよね。

 

しかし当時はこういう事が結構あったのです。

 

台の点検の為

ゴト行為など台の不正に対しての点検などの意味が含まれています。クレ落ちしない台ですとずっと打ちっぱなしでノーマークとなってしまうでしょう。

 

ですがクレ落ちすることで、店員さんが毎回クレジット機能を解除する為に毎回台を開けに来ると、悪さをしている方からすれば「嫌な感じ」になるはずです。

 

クレ落ちは主にこのような意味で利用されていますが、現在では基本的にこのような事で使うのって少ないでしょう。一回交換もありませんし、セキュリティに関しても今は凄く進歩していますね。

 

なのでクレオフは主に「熱いイベント時」などで利用されていました。

 

クレオフはイベントで使われていた

こんな話を聞いていると「昔は大変だったんだなぁ」と思われそうですが、実はそういう訳でもありません。確かに初期は打ち手に不利になる状況が多かったです。

 

しかし時代が経つにつれ意味合いが変わってきており10~15年くらい前には、クレオフがイベントとして多くのホールで利用されるようになりました。

 

この時期には「朝一クレオフした台は高設定確定」や「設定6確定」のようにイベントでの高設定示唆に使われる事が多かったからです。

 

昔、BIGを引いてクレオフしなければ隣の台へ…と、クレオフ台を探しながらカニ歩きしていた事が懐かしく感じます(笑)

 

当時は設定6の機械割が120%近い台が多く存在しており、クレオフイベントがある日にはみんな必死でした。

 

今でも有名ライターが来ると大勢のお客がやってきたりもしますが、ハッキリ言って昔は、覇気というか本気度がかなりヤバかった記憶があります。

 

とにかくクレオフするかどうかはボーナスを引かないと分からないので、朝一のスロットコーナーはフルウェイトでぶん回すまさに鉄火場。現在のお客とはあきらかに目の色が違う感じでした。

 

また、特殊なイベントとしては交換率が等価交換だったりする店の場合、スロットでもノーマルAタイプで全台6確定にして、その代わりボーナス後一回交換(クレオフ)というのもあったと思います。

 

有名なのが大花火の1回交換ですね。設定6の確率がジャグラーと変わらないのに、最高で711枚獲得できる…今となっては夢みたいな台ですが、設定6にして1回交換で打てるお店もありました。

 

最近だとパチンコの一発台(天龍)で一回交換という珍しい店を見かけました。打っていないのでその分釘が空いていたのかは謎ですが……。

 

今でもクレオフイベントは存在する?

昔はこの様にいろいろと店側もイベントを開いていましたが、現在ではこのようなイベントは禁止されする事ができなくなってしまいました。これはクレオフだけに限らず、全てのイベントに当てはまります。

 

ただ地域によって違いもあると思いますが、店側のミスでクレオフするようになっていた場合はまた話が変わってくると思います。ですが基本的にはこのようなイベントはありません。(コソっとしているお店もあるかもしれませんが)

 

昔はデカデカと台の上に「高設定確定!」「設定5・6確定!」などと書かれており、しばらくすると規制が入ったのか海物語の456図柄に当てはめて「さめ・えび・あんこう確定」なんて店もありました。

 

しかしそんな悪あがきも虚しく現在イベントというイベントは全て規制。今のホールで出来る事といえばライターを呼んで集客することですが、それも規制されてきています。

 

あとは「取材入ります」というイベントっぽいポスターもよく見かけますね。なんにせよこのような状況なので、クレオフイベントはもう見かける事はない可能性の方が高いでしょう。

 

ただし今は今でまた昔とは違ったイベントなども用意されていますので、ホールの情報などをチェックしておきたいですね。

 

<詳細>
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まとめ

今回はパチスロでクレオフという言葉についてご紹介しました。基本的には一回交換や台の点検のための機能でしたが、今ではこのような機能を使っているお店はないでしょう。

 

またイベント告知などがOKだった時代は、この機能を設定示唆などの為に使っていて、クレ落ちすれば高設定確定などのイベントも多数あった時代がありました。

 

現在ではクレオフイベントなどは行っていませんので、ほとんど使われることがない機能ですが、まだパチスロ機にはこのような機能が搭載されているようです。