パチンコ屋において厄介者扱いされているハイエナ行為。あからさまに遊んでいる人の後ろに張り付くようなハイエナは確かに嫌われて仕方ないのですが…
さり気なくスタイリッシュ（笑）にするハイエナならそれほど嫌われる行為ではありません。そんなマイナスイメージを持たれてもなおハイエナをする理由、それはもちろんそれだけのリターンがあるからです。
ではそんなハイエナは甘デジでもできるのでしょうか？ハイエナというとつい「パチスロ」のイメージが強いですが、今回は甘デジのハイエナについて紹介していきます。
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そもそも甘デジでハイエナは可能？
結論から言うと甘デジでもハイエナは可能です！ハイエナの方法はその機種により違いますが、ミドルスペックなどと同じように甘デジでもハイエナが出来ます。
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ボーダー以上回る台のハイエナ
ハイエナの中でおそらく一番難易度の高いのが、このボーダー以上回る台のハイエナでしょう。一台一台後ろに立って何分も観察する訳にもいかないので、せいぜい両隣の台がどれくらい回るか程度しか把握できないからです。
まず席に座る時、となりでお客が打っている事が前提な上、その台が良く回る良い台で無いとハイエナ出来ません。場合によっては自分で何度も台移動して、となりの台が回っているかチェックしないといけない事も……
また潜伏確変などと違い「良く回る」事が条件になるので、知識が無い人でも良く回る台はなかなかやめてくれません。ボーダー以上回る台のハイエナすると言う事は、現在自分の打っている台がそれ以下という事でもありますよね。
なので良い台の目星がついたらひたすらその台が空くまで、ウロウロするか椅子に座って目立たない程度にチェックして待つ事しかできません。
これはハイエナする時によくする行動なのですがとにかく先ほども書いた通り、潜伏などと違い回る台はなかなか空かないイメージがあります。
特に若い方や常連さんなどが座っている場合は諦めた方がいいというレベルだったりもします。回る台のハイエナは、時間を使うかなり根気のいるハイエナでしょう。
「自分が打っている台の隣が良く回っていたので空いたから移動する」程度の軽い気持ちのハイエナくらいにしておくことをおススメします。
潜伏確変のハイエナ
甘デジに限らずハイエナで一番多いパターンがこの潜伏確変のハイエナです。潜伏狙いのハイエナをする時に狙うのは、台のスペックが複雑になっているような台が狙い目です。
また打っている人も若い人の場合は台の仕様もよく知ってることが多く、分からない場合もスマホで調べる人が多いため、潜伏台が捨てられる事は滅多にありません。
それに対して年配の方は潜伏などの仕様にそこまで詳しくなく、スマホで分からない事を検索する事もあまり無いので、短い時短が終わると首をかしげて止める人が結構います。
甘デジで潜伏確変が拾える機種をいくつか紹介すると……
CR百花繚乱サムライブライド
この機種は初当り時の19％が10回転の時短後に潜伏確変となります。10回転の時短が終わると通常・確変どちらの場合も画面上に「大剣鬼警戒中」と書かれた緑色の帯が画面に表れます。
これが30回転続き（時短含めると40回転）40回転以降も帯が消えていなければ潜伏確変確定です。ちなみに確変中の大当たり確率は1/39.9なので、結構40回転以上ハマる事があります。
セグを確認できれば確実に確変だけをハイエナ出来るのですが、帯が出ている状態で放置されていたら積極的に打ちましょう。この時15回転ほどでヤメている台よりも、20回転30回転でやめている台の方が期待度が高い傾向にあります。
セグに詳しい人は時短10回のあと残り保留だけ見てすぐヤメる事が多いのですが、仕様を知らない人は上皿だけ打ってやめる事が多いからです。もちろん40回転を超えて帯が出ている台があれば即座りましょう！
CRAめぞん一刻～約束～99ver.
個人的にアニメ自体が好きで前作もよく打っていたのですが、本機種も潜伏確変のハイエナが可能です。この台は確変率が51％なのですが、その内の16％は時短16回で終了し通常と同じく左打ちの追憶ステージへ移行します。
時短終了後20回転後（合計36回転後）に通常ステージへ移行すると通常確定なのですが、潜伏確変の場合は「ＥＸＴＲＡ」と表示されて潜伏確変が確定します。
つまり狙いどころは36回転以内でヤメている台、もしくは36回転以降で「ＥＸＴＲＡ」が表示されている台になります。ちなみに潜伏するのは初当り後だけなので連チャン後の追憶ステージは無視してＯＫです。
CRぷらちなGL ケロロ軍曹
最後にこちらも潜伏狙い限定で良く打っていた機種です。大当たり確率1/119.8、確変率50％ヘソ大当たりのオーソドックスなタイプに見えますが、初回確変大当たりの40％が時短30回転以降潜伏となります。
確変中の大当たり確率は1/29.7なので30回の時短抜けは結構あり、さらに時短抜けのステージがそれほど特殊なステージに見えないため（ギロロ完全降伏モード）結構潜伏状態で捨てられている事がありました。
ギロロ完全降伏モードから潜伏狙いする場合は、モード抜けで通常確定なのでモード抜けするまで。潜伏の場合はモード抜けせず「ギロロ絶頂モード」に移行するので「ギロロ絶頂モード」に移行、もしくはそのモードで捨ててある台は当たるまで打つことをおススメします。
ちなみに潜伏中の確変大当たりは潜伏無しなので、潜伏を拾って確変を引ければ100％次回までの確変が確定。さらにこの台の魅力は右打ちに行った際、確変・通常大当たり合わせて15％が2080発払い出しの16Rという事！
ツボにハマればミドルタイプ並みの出玉を短時間で獲得できます。
朝一ランプのハイエナ
確変中に閉店を迎えた場合、確変持越しのホールでない限り確変はリセットされてしまいます。しかし潜伏確変の場合はホール側が気付かない場合、翌日まで放置されている事があります。
その場合、電サポは無いものの朝一確変状態から打つことが可能！注目するのはセグ周辺のランプです。新台でない限りネットのパチンコ機種情報を調べると、ほとんどの場合は朝一ランプなどのセグ情報が出ています。
見分けは難しくないので潜伏搭載機種を朝から打つ場合は朝一ランプにも注目してみてください。ただ、朝一ランプはあまり見かけないですし、ハイエナとしてはイマイチかもしれません。
期待値的には美味しい台が結構ありますが、朝一ランプのハイエナについては期待はしない方がいいでしょう。
甘デジでハイエナの注意点
潜伏台の釘が極端に悪い場合
潜伏している台を打つ場合、ほとんどの機種はボーダーラインが極端に下がります。なので基本的に潜伏台をハイエナした場合は当たるまで打つのが大原則となっています。
例えばボーダー20の台が潜伏中で捨てられていた場合、ボーダーを下回る15くらいでも当たるまで打って良いでしょう。10くらいの激渋な釘でも当たるまで打つか迷う……
それくらいのレベルで潜伏台のハイエナはうま味があります。ただしヴァルヴレイブなどリミット付きで潜伏メインの機種の場合は打つ必要はありません。
その他でも潜伏ループするスペックの場合は、あまりに酷い釘ならばヤメても良いかもしれません。
オカルト的なハイエナはNG
1000ハマり以上の台は狙い目だからハイエナする！単発が続いた後は確変の可能性が高いからハイエナする！連チャンが続いている台は良い波だからハイエナする！
などなど……みなさん思い思いのオカルト的な打ち方はあると思いますが、それは「ハイエナ」とは言えません。もちろんオカルト打ちを否定するわけではありません。
「ハイエナ」にこだわるのであればオカルト的な考えは捨て、現実的な数字だけを追うのが正解です。期待値を追う、まさにパチスロと同じ理論なのです。
トラブルにならないように
美味しい台がありずっと見張っているような行為はやめましょう。打っている人からすれば気分が悪いですし、またホール側からしても迷惑行為と判断されるでしょう。
ハイエナをする場合は迷惑をかけないで狙うというのが原則となります。また最悪迷惑をかけているとホール側が判断した場合、出入り禁止となるケースもありますので注意しましょう。
気になっている台があってもたまに見に行く程度で留めておくのがいいでしょう。
ミドルスペックのハイエナの方がお得？
ホールに入った時、もしミドルスペックと甘デジのハイエナ出来る台があった場合どちらを狙う方がお得かというと、もちろん期待値が高いミドルスペックになります。
甘デジは初回の1/99を突破してもらった状態から打ち始め、ミドルスペックは初回の1/319を突破してもらった状態から打ち始め、こう考えるとどっちがお得か一目瞭然ですね。
スペックによっては潜伏中でも厳しい場合はありますが、基本的にはミドルスペックの方がお得です。
まとめ
ここまで甘デジのハイエナについて紹介してきましたがいかがだったでしょうか？ハイエナはあまり好まれる行為ではありませんが、する事によって勝率は確実にアップします。
あまり露骨なハイエナはおススメしませんが、もし潜伏台などを見つけた際は遠慮せずハイエナしていきましょう！
