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パチスロ・パチンコでパーソナルシステムとはどんな機能?

ひと昔前までは大当たりで出てきた玉・メダルは自分で箱に入れ、店員に計ってもらうのが普通でした。しかし、最近は大手チェーンを中心にパーソナルシステムが主流となってきています。

 

パチンコ・パチスロユーザーにとってメリットが多いシステムですが、少し複雑に感じる点、遊ぶ際に注意したい点もあります。この記事ではパーソナルシステムのメリット・デメリットや特徴について紹介しています。

 

パーソナルシステム(各台計数システム)とは?

各台計数システム(パーソナルシステム)は、遊技台ごとに設置された出玉・メダル個数を数える機械のことを指します。単純にいうとジェットカウンターが遊技台に設置されているようなものです。

 

パチンコでは下皿から直接出玉を流す、スロットでは外付けのメダル投入口にプレイヤーが自分でメダルを流すことで現在の枚数などを計ることが可能です。

 

計量した出玉は台の横にある液晶で確認できます。通常は台の右側などに設置されており、遊技を邪魔しないように考えられた作りとなっています。

 

パーソナル(個人)システムという名前だけあって、店側の手間がなく自分だけで遊び、出玉も流せる仕組みとなっています。基本的にはユーザーにとってはメリットが多いです。

 

パーソナルシステムのメリットやデメリット

それではパーソナルシステムのメリット・デメリットについて解説していきましょう。ユーザーはもちろん、店側にとっても一長一短なシステムとなっています。

 

人件費の削減

パーソナルシステムの採用で、店側は人件費の削減が行えます。パチンコ・パチスロ店のアルバイト時給は高水準(時給1,300以上など)が多く、人件費がお店の経営を圧迫してしまう恐れがあります。

 

人件費の削減は主にお店にとってのメリットですが、コストを減らす経営は最終的にお客に還元する出玉が増える要因にもなります。そのためパーソナルシステム導入による人件費削減は、お店・ユーザー両方にメリットがあるといえます。

 

また最近は人手不足でなかなかバイトに来てもらえないという問題もありますが、パーソナルシステム導入によって人手をカバーできるので、お店にとっては機械の導入費を考慮してもメリットが大きいです。

 

防災面での効果

パーソナルシステム導入は、お店の防災面に効果があります。これまでは大当たり・ボーナスで出した玉は箱に入れるか、後ろや通路に陳列していました。

 

結果的に、お店の通路が歩きにくい・他のお客にとって邪魔になってしまうことが多かったです。パーソナルシステムに玉・メダルを流してしまえば、箱の陳列で通路が狭くなる問題を解決しています。

 

加えて、地震など災害時に箱や玉が散乱、避難に支障がでる心配もありません。パチンコ玉が散乱すると床が滑りやすくなるので本当に危ないです。その場から逃げよう避難行動をしようとなると玉が邪魔となり避難を妨げてしまう恐れがあります。

 

このように、出玉を並べることが原因で起こるトラブルを解消してくれます。お店にとっては緊急時の対応しやすさがメリットとなり、お客にとっても不便なく遊べるシステムと言えますね。

 

現在の出玉数が把握できる

外付け機械に流した出玉を正確に把握できる点も大きなメリットです。遊技途中に出した出玉を1玉単位で知れるので、ユーザーは「あと何枚で勝ち切れるか」「○○個使ったら止めよう」など、遊ぶ時の判断に役立てられます。

 

現在のパーソナルシステムは計量する時間もかなり早いため、リアルタイムで出玉数を確認できるようになっています。

 

出玉移動も快適

大量出玉を獲得しても簡単快適に移動ができる点もメリットです。基本的に、移動時は出玉を記録したカードを持てば良いだけ。カード1枚さえあればすぐ別の台を遊べます。

 

台移動時に重い箱を持ち歩く苦労がありません。また、最近はレート間移動に対応したシステムも登場しています。たとえば、4円パチンコで貯めた玉を1円パチンコ換算で遊ぶシステムなどです。

 

カードに出玉を貯めるだけでパチンコ、パチスロ関係なく台移動がスムーズにできるのが大きいですね。

 

手が汚れない

パチンコ玉やメダルは、台内部を移動している間に多くの汚れが付着します。これは玉やメダル表面を油でコーティングしている影響で、当然触れたユーザーの手にも汚れが移ります。

 

衛生的に良いといえませんね。自動計量なら、手が一切汚さないで清潔なプレイが可能です。またスロットでは箱に移したメダルを積み上げる「勝ち盛り」をする手間がなくなります。

 

積み上げるのが好きな人もいるため賛否が分かれるところですが、台を打つことに集中できるためメリットといえるでしょう。パーソナルシステムはお客の手が不必要に汚れないメリットがあるといえます。

 

ドル箱交換の手間を省ける

出玉が入ったドル箱はかなり重いです。出玉を入れて、台上部や後ろに並べる。これは結構な重労働となります。パチンコ店で働く人は箱を運ぶことが多くて腰を痛めやすいなんて話もかつて言われていましたね。

 

しかしパーソナルシステムではこのようなドル箱の交換も一切ありません。ユーザーにとっても負担が減るため、パーソナルシステムは快適に台を打つ助けとなっています。

 

パッと見た感じ出玉が分からない

パーソナルシステムは1玉単位で出玉を計ってくれるので、正確な獲得出玉をすぐに把握できます。しかし、ハッキリと把握できるのは遊んでいる本人のみで、他のお客には一見出玉状況が分かりくいデメリットがあります。

 

お店としては出玉感をアピールしたくても、インパクトに欠ける不利な面があるといえますね。ユーザーもアツい台を探すためにデータを見る手間が必要なため、不便を感じることもあるでしょう。

 

なので1円パチンコや5円スロットコーナーはパーソナルシステムで、4円や20円スロットは従来通りの方法で経営を行っているホールも結構存在します。

 

このように、視覚的な出玉アピールが難しいため、ユーザーにとって優良店かどうかの判別しにくくなっています。

 

操作方法の問題

パーソナルシステムは出玉計量はもちろん多くの機能備えているため、始めて使う人は操作がややこしく感じます。

 

たとえば、貯めた出玉を使うにはユーザー認証としてパスワードの設定・入力が必要なため、とくにご年配の方は慣れないとスムーズに遊べないです。

 

お店側も使い方周知のために操作ガイドやアドバイスを行っていますが、誰でも簡単に遊ぶためには今後も努力が必要でしょう。

 

カードを遊技台に忘れるリスク

「使っていたカードを差したまま忘れてきた!」なんて話はよく聞きますね。コンパクトなカードにすべての出玉を保存できる点は大変便利ですが、紛失や盗難には十分に注意しましょう。

 

カードは失くした時には景品交換を行えないリスクがあります。お店内は防犯カメラが常設されているため、他の人が交換・不正利用する可能性はかなり低いです。

 

しかし、パーソナルシステムの特性上、すべてを管理するカードを失くした時のデメリットが大きい点を理解しておきましょう。

 

パーソナルシステムの使い方は凄く簡単

ここまでパーソナルシステムについて詳しく解説しました。「もしかして使い方難しい?」「ちゃんと使えるか不安…」と考える人もいるかもしれません。

 

しかし安心して大丈夫です。使い方は凄く簡単で、始めての人でも問題なく利用できますよ。パチンコなら台の下に直接機械が設置されているため、下皿レバーを抜けば自動で計量を行ってくれます。

 

パチスロは自分でメダルを機械の「投入口」に入れる必要がありますが、ほとんどのお店では「ここにメダルを投入!」というように分かりやすく表示されているので始めてでも迷わず利用できるでしょう。

 

出玉の計量、カード歌はすべて機械が自動で行ってくれるため、実際のユーザー側の操作は遊び終わったら「カード返却」ボタンを押すだけです。

 

箱に入れる→店員を呼ぶ→軽量してもらうという従来の流れに比べれば、格段にスムーズなプレイが行えますね。快適さを知ってしまったら、パーソナルシステムのないお店ではもう遊べないでしょう。

 

まとめ

パーソナルシステムの魅力や使い方は伝わりましたか?お店側にもメリットがありますし、逆に打ち手にとってもメリットがたくさんあります。

 

ただ導入コストがかかる点は仕方ないでしょう。個人が快適に遊ぶなら、もはや欠かせないサービスとなりましたね。使い方もとても簡単で、難しいことは一切ありません。

 

ぜひ楽しいパチンコ・パチスロライブを満喫していきましょう!